第1回「古典籍を用いた文理融合研究に関する研究会」略して「古典籍文理融合研究会1」
主催・企画:
総研大・学融合共同研究事業「オーロラと人間社会の過去・現在・未来」
国文学研究資料館、国立極地研究所
3月7日(火)13時~17時
会場:国立極地研究所3階セミナー室C301
~古典籍の文理融合研究に関する自由討論(司会:片岡・磯部)~
片岡龍峰(極地研)「総研大の古典籍文理融合研究」
磯部洋明(京都大)「京都大学の古典籍文理融合研究」
青野靖之(大阪府立大学)(基調講演1時間)
「古記録への古環境の訊ね方」
古記録の調査で注意した方がよい点や、データの特徴などを中心に
コーヒーブレイク
早川尚志(京都大)「歴史文献にみる東アジアのキャリントン・イベント時のオーロラ観測」
三津間康幸(東京大学) 「シリア語資料『ズークニーン年代記』のオーロラ図像」
総合討論:古典籍の文理融合研究の展開
夕方18時から懇親会@ずいきょう
3月8日(水)9時~15時
会場:国文学研究資料館2階第1会議室A215
~古典籍の文理融合研究に関する研究発表(司会:片岡・岩橋)~
・午前の部
青野靖之(大阪府立大学)(招待講演30分)
「古記録を用いた京都の季節ごとの気温変化の復元」
復元方法や結果、太陽周期との関係など、研究結果の発表を中心に
山本和明(国文研)「典籍防災学の展望」
宮原ひろ子(武蔵野美術大学)「雷活動にみる太陽活動の気象への影響」
コーヒーブレイク
渡辺浩一(国文研)「私の災害史研究と古気候学への関心」
平野淳平(帝京大学)「江戸時代の古日記天候記録にもとづく気候復元」
三浦英樹(極地研)「江戸の地形を読む」
大里重人(土質リサーチ)「地震被害絵図や被害石造物等の記録を用いた被害想定との連携」
ランチ
・午後の部(13時~)
橋場万理子(パルテノン多摩)「災害と多摩の展示紹介」
玉澤春史(京都大)「伏見の観望記録から見る空への意識の変化」
山口亮(極地研)「隕石の解説」
森融(八王子市こども科学館)「八王子隕石について」
岩橋清美(国文研)「八王子隕石の文献について」
藤原康徳(総研大)「古典オーロラハンターの紹介」
総合討論:古典籍の文理融合研究の展開